18 4月 2019

※下記求人については終了しました。

 

人の力が地域を変える!ということで、新しく設計スタッフ(正社員)を募集することにしました!仕事があっても住まいがない、住まいがあっても仕事がない、という地域の問題に対して仕事と住まいをセットで準備することにしました!壱岐島の静かな環境の中で、日々の時間や出会う人を大切に楽しく生活していける人の応募をお待ちしています。詳しくは下記をご確認ください。

 

LIGHTHOUSE設計株式会社は長崎県の離島「壱岐島」を拠点に活動している建築設計事務所です。住宅、店舗、福祉施設や公共施設などの設計や改修工事の設計施工などを行っています。

また設計活動の傍ら、昨年から“まちに生き生きとした日常をつくること”を目的に地域の仲間と共に「たちまち」 www.tachimachi.net という活動を始めました。 ここ壱岐島でも少子高齢化、空き家問題など、どこにでもある課題を抱えています。この地域の課題を考えることは、そのまま自分たちの未来の生活を考えることであり、建築の可能性を広げることにもつながると思います。建築のおかれる環境から生活と建築単体を考えていくこと、その環境を変えていく仕事に一緒に取組める人を募集します。

壱岐島は島とはいっても福岡市内から高速船で1時間、近くにはスーパーやコンビニなどがあり、生活に大きな不便はありません。美しい海と美味しい食材があり、サーフィンや釣りを楽しんだり、みんなで食卓を囲んだりといった日常です。人生の中の一時を、静かな環境の中でシンプルな生活を楽しむことができる方の応募をお待ちしています。

□勤務地/壱岐島

□募集内容/設計スタッフ1名(新卒・経験者問わず)

□応募資格/建築系大学または専門学校卒業以上あるいは同等以上の能力のある方・CADが使用できる方

□給与/月給18万円~(経験を考慮します)

□待遇/事務所近くに当社が管理するワンルームの新築住宅(家賃0円・当社HP参照下さい)を準備しています 健康保険、厚生年金、雇用保険

□勤務時間/8:00-17:00 休日:日・祝・GW・夏期・年末年始・有給休暇あり

□応募方法/履歴書と簡単なポートフォリオを下記アドレス宛にメールでお送りください。書類選考の上、面接(WEB面接)とさせていただきます。面接日、就業開始日等は考慮致しますのでご相談ください。mail : info@lighth.jp

「話だけでも聞きたい」という方もまずはご連絡ください。会社のことや島のことをざっくばらんにお話しできればと考えています。

 

「small apartment だんだん」
海のすぐ側に工事中のワンルームアパート

 

「small apartment だんだん」
室内からの海

 

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31 1月 2019

「芦辺浦を人と人の交差点にする」

このおもいで、地元の仲間と去年「たちまち」という活動を始めて1年余りがたちました。この1年間、これからこのまち、社会はどうなっていくのか、どうあるべきなのかを考え、多くの人と話をしました。まだ具体的には活動がカタチになっているわけではありませんが、そのプロセスによって地元の人たちを中心に「何かが変わる」という感覚を少しずつですが共有することができていると感じています。

そんな中、2月9日には「たちまち」と壱岐市で空家の活用等に関する連携協定を結ぶこととなりました。これを機に去年より空家を改修をしていた「たちまちの拠点」をオープンすることになりました。ここは子どもたちが気軽に寄れる場所として、また移住の際の相談所としても機能する場所になります。3月には拠点に併設される、みなとやゲストハウスの食堂もオープンします。

 

そして、もう一つ動き始めたプロジェクトがわたしたちが手がけている賃貸住宅計画です。「たちまち」の活動を行う中で、(単純ですが)まちには人が必要であることを改めて感じました。ここに住んでいる人に、島外の多様な価値観を持っている人が混ざり合うことで、より大きな力になっていくこと、(わたしたちの生活も楽しくなっていくことも!)を知りました。この場所で生まれ育ち、今は島外にいる人も、旅の途中でここにふらっと寄った人も、信頼できる人がそこにいることが、ここで生きていくきっかけになると思います。気軽にここに住んでみて人と混ざり合うことが、この島に住む一歩になる。「気軽に住める住まいの準備」が必要であることを強く感じるようになりました。

 

単身者4人分の住まいという小さな計画ですが、敷地は芦辺浦の入口ともいえる場所でここから風景を変えていく、という思いで計画しました。海に突き出た100年以上前から何も変わっていない石積みの上にこの敷地はあります。そこはかつてイワシの加工場として人々が働き、賑わっていた場所。その場所に人の気配を再び取り戻すこと。これからまちと社会が変わる可能性のようなものを、少しでも感じられるものになれば、という思いです。

潮の満ち引きや風の音、自然のリズムや静けさを感じながら、シンプルな生活ができる住まいをつくります。今は4人分の住宅という小さな計画ですが、人の存在がこの場所を活性化し、感情や感覚を伴った新しい風景となることを願っています。

 

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16 12月 2018

築50年程の空家を改修して、芦辺浦にふらっと人が立ち寄る場をつくっています。みなとやゲストハウスの食堂と、地元の仲間と立ち上げた「たちまち」による子どもたちの日常的な居場所を。他にも様々なつかいかたを考えています。今日は近所の人やここを訪れた人に協力してもらい、漆喰塗りをしました!下地は50年前につくられた、清石浜の土でつくられた土壁。50年間壁を塗ってきた左官さんが、作業中私たちに話してくれました。一人一人壁と漆喰と向き合う夢中になった時間。みなさん、ありがとうございました!

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