ACB空き家改修計画

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芦辺浦をふらっと人がたち寄るまちに。人と人の交差点のような場にしたい。そんな想いで始めた活動も、もうすぐ5年が経ちます。地道な空き家調査、所有者へのコンタクト、その他にも様々な出来事を経て実現した同時に3軒の空き家を改修して賃貸住宅として活用するACB空き家改修計画。コンセプトは「新しいコミュニケーションの生まれる場」。限られた予算で、現代の家のような便利さや温熱環境をつくることは難しいですが、住む人の主体的な関りで様々なつかい方ができる土間空間を残しています。

去年の春新しい3組の家族がこの改修された住まいに移り住み、2度目の夏を迎えています。それぞれの家族が少しずつ地域に溶け込み、新しい日常の風景をつくっています。この土間空間で‘ウニかき’が行われたり、私設図書室が開かれたり、わたしたちが予想もしないつかわれ方で、新しいコミュニケーションが芽生えています。