歴史のある温泉旅館の改修計画。2つの別々の和室を1つの和洋室へと改修。情緒ある旅館のアプローチとそこから続く一連の経験の先にある客室としてふさわしい空間が求められた。床、家具、建具など木部は全て桧で統一。一歩入ると桧の香りに包まれ、静かな時間が過ごせる場を目指した。
また、旅館に隣接する離れとして、戸建住宅を改修。既存の間仕切壁を撤去し、空間を特徴づけるモルタル仕上の囲炉裏を製作。多人数でもゆっくりと過ごせる空間とした。