空き家になって長い時間が経過した民家の改修。
家の骨格はそのままに、できるだけ大きな空間を確保することを試みた。
家の奥まで通りの光が届くように。
多くの人が寄れるように。
生活の自由が広がるように。
少しずつ住む人の色に染まっていくように。
2台を組み合わせることで色々な角度で設置できる曲線のテーブルを製作。
カーブしたテーブルはみんなの顔が見えて大人数でも一体感ある場をつくる。
2台のテーブルの配置とゆとりのある空間によって、住人に寄り添い変化していく住まいを目指した。